poetry アポトーシス 手をつなぐわたしぼくあたしおれぱたりと倒れるわたしぼくあたしおれ同一線上のびるわたしぼくあたしおれ見えないほどの星屑になって私の宇宙を埋め尽くすわたしぼくあたしおれ五本の指を鍵盤におろす
poetry 絹のくも ぎんいろにひかる雨をなめゆびさきをぬらす月はしろい 空のまとう絹のようあの雲はみたながいゆめ やまをやまをなぞって飛んだ朝の火にやかれてしんだ月はいずこぬれたゆびさき雨はいずこさびしい舌さきいずことはなに